
こんにちはご無沙汰してます、ふじいです。
今日はお見舞い用の、病院内の生花持ち込み禁止について。
最近急に暑くなってきたのでしょうか、7月になってから2日にお一人ぐらいはお見舞い用の花の依頼やご相談が増えてきました。
当店へ来られるお見舞い用を求めるお客様は、決まって生花のアレンジメントや花束をご注文なされるのですが、僕やスタッフたちは決まって確認をとるようにしております。
「病院にお見舞いに行くならば、その病院は生花の持ち込みは禁止ではないですか?」
と。
「いや、わからないです」と言われるお客様が10割ぐらい。あたりまえです。わかってたら花屋の店先で生花のアレンジを注文しない。
でも、確認しとかないとお客さまが恥をかいてしまう。
なので当店ではお客さまに変わって、お調べすることも。
検索をかけて病院のウェブサイトを観てみると、ダメなところが多すぎ。なぜか9割ぐらいの病院がダメダメなようす。
ちなみに当店に近いなんばにある「富永脳外科」も禁止です。みなさま気をつけてください。
ひまな時に、大阪ではどれくらいの病院が「生花禁止」なのだろうと検索。結果は期待外れの44パーセント。
正直うそだろーと思いました。僕の中では80パーセント。少なくても70パーセントぐらい禁止かと。
それがまさかの44パーセント。
なぜだろう?
なぜか、とつぜんの「ヒラメキ」。
約2秒間ぐらいで「名探偵コナン」少年のように。インテリめがねがキラリ!めがねかけてませんけど・・・。
わかった!
うちの店に来るお客さまは大きい病院に行く人ばかりなんだ。と・・。
つまり、コナン的考察は、
・大きい病院はだいだいアウト。95パーセント。決まりきった常套句。「当院では生花の持ち込みは禁止です」
・中ぐらい病院は、アウトとセーフがいろいろ。アウト50パーセント。
・小さな病院は、院長のきまぐれセーフ。アウト率10パーセント。
と、こんな感じだとおもいます。日本医師会の人間ではないので間違ってたらスイマセン。なので総数で見て44パーセントなんだろうという推測。
生花持ち込み禁止のはなしを聞いた後のお客様は、通勤前のプラットフォームで自分の電車が行ってしまったみたいにくやしそうに残念がります。
わざわざ暑い中花屋まで来たのに・・。と。
そこで当店では天の声に近づけたやさしいことばでお客様に生花ではないフラワーギフトをおすすめします。
恵みの雨のような商品、the、プリザーブドフラワーです。「the」がちょっと死語的・・。書いててわらけます。
病院が禁止の理由にしている、感染症の原因になる水分中に含まれる細菌(緑濃菌?)に対してもまった問題なしの商品!水なんかもともと入ってないから。
生花アレンジメントよりコンパクトだから病院の大部屋にあるちいさな机にもぴったりです。
ちいさなテーブルにはかわいいプリザがちょこんと乗ってるのがさまになるはず。
そして、ここで僕の失敗談をひとつ。
むかし1万円の予算でお見舞いの注文をいただいて、1万円でもできるだけコンパクトにした生花アレンジを制作。
その場ではお客さまはご満足いただけたのですが、後日、違う注文で来られた時にひとこと言われてしまいました。
「思ったよりも病室が小さくて、花がデカ過ぎたわー」と。
それからというもの、病室の大きさも聞くようにしてます。
僕の失敗はさて置き、このブログを見た人が失敗しないために、お見舞いの花でいろいろなダメなものを書いときますね。
1・絶対絶対、植木や花鉢やラン鉢はダメです。理由は根があるからです。【根付く】→寝付く。の由来から。
2・赤い花。 理由は、赤い花は【血】を連想させるから。
3・香りの強い花。 【においがきついユリ系】はだめらしいです。
4・菊などや白系の花で【供花】を連想させるもの。
5・僕が以前失敗した、病室の大きさが未確認の上での、【デカ過ぎる】フラワーアレンジメント。
6・シクラメン(死苦の語呂)、椿。(花がボトっと・・。首がとれるグロ連想)
などです。
とりあえず注文する花屋さんにいろいろ聞いた方がいいと思います。
それぞれの花屋さんはいろいろなトラブルをくぐりぬけて今現在にいたってますから・・・。
まずはコミュニケーションや対話からいろいろ相談した方がいいと思います。
こんかいもこんな記事を長い間読んでいただいてありがとうございます。
また次回もお花関連を書きたいと思います。
お仕事おつかれさまでした。また明日もがんばりましょう。