こんにちは、ふじいです。
もうすぐ敬老の日。
あなたのじいちゃん、ばっちゃんは、元気にしてますか?
今日は、僕が体験した不思議な銭湯のはなしをします。
いつも行っているスーパー銭湯が閉店になったので、スマホで検索してなかなかよいだろうと思うところに行ってみました。
もうしわけありませんが、名前と場所はふせときます。
第一印象は、「暗い」というイメージ。
経営者は電気代ケチっているなということが伝わってきました。
受付には初老のおばあさんらしき女性が。髪の結い方と顔つきが「千と千尋」にでてきそうな感じ。
脱衣所は案外広く、おじいさんが10人ほど。
午後3時だというのに、けっこう繁盛してました。
浴場ゾーンに行くと、さらにおじいさんが20人ほど。
浴場の広さは脱衣所よりも狭かったので、さらなるおじいさん密度感がありました。
おじいさんたちは僕のことをチラチラ見ます。めずらしいのでしょうか。平日の午後3時にジジィではない僕が入ってきたから。
よく見ると、ガラスで囲まれたサウナ室にもおじいさんが5、6人。
。。。 やっと気がつきました。
40代の僕以外、すべて60代以上のおじいさんです。
不思議な感覚。
1時間ほど、体を洗ったり、湯船に浸かったりを繰り返していましたが、入ってくるのはすべて「おじいさん」
出ていくのも、すべて「おじいさん」でした(笑)
一週間ほどまえに「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を改めて見直したのが悪かったのでしょうか、それとも、今現在の置かれてる立場がそうさせているのかはわかりませんが、とてつもなく自分が老いたような感覚にとらわれました。
鏡でいちおう確認しましたが、相変わらずのいつもと変わりのない自分の顔でした。
意地になって浴場からあがりませんでした。
そんなわけがない、ここはおじいさん専用銭湯ではないはずだ。とこころの中で反抗していました。
2時間ほどたったころ、やっと40代の男の人が入ってきました。
それから立て続けに20代、30代。小学生のこどもたちもいっぱい来ました。
それを見ると、なんともホッとした気分になり、ゆっくりと浴場を後にしました。
でも、脱衣所には風呂上がりでゆったりしているおじいさんが、灰皿を囲みながらみんなタバコを吸ってました・。喫煙率90パーセントぐらいのシェアです。
タバコを吸わない僕は、急いで服を着てその銭湯を後にしました。
夕日にきらきらと反射した銭湯の看板が、妙にまぶしかったのが印象的でした。なんか元の世界に戻ってきた感覚です。
そんなこんなで、妙な感じだったので印象には深く残りました。
敬老の日が近いから、そんな老いた人の憩いの場所に引き寄せられたのかもしれません。
もし機会があったら、もう一度行くかもしれません。
読者のみなさん、僕は銭湯好きなので、めずらしい銭湯とかあったらまたおしえてください。
・・・最近は当店花屋もヒマをしています。ヒマだからといって何もしないというのもダメなので、「でずにー」を動画で撮りました。
ちょっと暇で ゆっくりと時間のある方は、どうぞ聴いてください。
真実の愛があるあなたに。心を込めて。