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誕生日や記念日の花を贈る人限定。好きな人との関係性のための難波なんばの花屋 flowersalonosamu。

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勇ましい弟と、花束を贈るやさしいおねーちゃん。

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こんばんは。なんばの花屋の藤井です。


今からは話すこの方も、以前に来ていただいたお客様です。


20代ぐらいの女性の方にご来店いただきました。注文内容はボクシングの試合をする弟さんへの花束です。

大阪府立体育館での試合だったので、近くにある当店を選んでくれました。ありがとうございます。





「なんとか、勝ってほしいんです!」


弟のことを想うおねーちゃんが僕に放った言葉は、矢吹丈の右ストレートのような、かなり気合の入った言葉でした。

おかげで僕は、ちょっと後ずさりしながらファイティングポーズをとりたくなるほど、注文内容に気合が入ったことを覚えています。



ボクシング。

格闘技。

やはり、イメージする色彩は赤系です。アドレナリンがバンバンほとばしるような、そんなデザインでよろしいですか?と、確認をとると、お願いします!と、またもや力強く返答してくれました。


花束を制作中に、弟さんのはなしを少しばかり聞かしていただきました。

おねーちゃんのその話し方は、もう、ほんとに、ちいさいときから弟はわたしを困らせていたんです。みたいな口ぶりでした。なんか子供のままで止まっているんです。みたいなことも言ってました。




清算を終えて、大きな花束を抱えながら歩いていくおねーちゃんの姿は、まるで本人が戦うかのような、自信がみなぎる胸を張った姿でした。





できれば、弟よ、勝ってほしいな。


僕は素直にそう思いました。自分のためにじゃなく、ねーちゃんのために。と。




僕の中では主役はおねーちゃんのほうです。

予算のことを気にせず、家族のために花束を豪華に見せようとした、ねーちゃんの気持ちに答えてあげろ。と。






家族って、なんなんでしょうね。不思議ですよね。


あきらかに、お客さんは弟さんへの不満を愚痴るような言い方をしてました。なのに、試合に勝つことができるぐらい豪華にしてほしいと強く言ったのです。その応援する気持ちに、やさしい心があふれでてました。






やっぱり、そういう勝ち負けがある試合の花束を作ると、気になるもんです。

あれ? あの試合、どうなったんだろ。

勝ったのかな?負けたのかな? 後日になって、そんなことを考えてしまいます。



その注文のことをちょうど忘れかけたころ、あのおねーちゃんがお店に来てくれました。



ちょうどその時は他のお客様の接客中だったので、ゆっくりとはしゃべれませんでした。
が、手でまるをしたジェスチャーと、「おぼえていますか?府立体育館の。ボクシングの試合、無事勝ちました」と、言ってくれました。

「あの花束がよかったのかも。ありがとうございました」と意味深なうれしい言葉も帰り際にそえていただきました。


ほんとうにありがとうございます。


花束ではなく、あなたの気持ちが通じたのですよ。と、「意味深うれしい言葉」がえしができなかったのが残念です。






二度も来店してくれたおねーちゃんが帰ってしばらくした後、ふと、おねーちゃんの言葉のニュアンスが違っていたのに気付きました。



ぼくが勘違いしてたのは、彼女が言ってる「無事に勝った」は、怪我もなく試合が終われた。ということでした。そんなやさしい、身内を気遣う気持ちからの「無事」です。


僕が間違っていたのは、コンスタントに試合運びができて、KOなり判定で「無事に勝った」と思ってしまったからです。



やはり、身内にもなると、試合形式の競技などは「おもしろさ」というのはぶっ飛ぶのでしょう。身を案ずる気持と、違った意味でのドキドキ感は半端ないですよね。




そういえばボクシングという競技。


かつては、なんばにある大阪府立体育館では、タレントの赤井英和さんがすさまじい試合をした結果、これまた、なんばにある富永脳外科に救急搬送されて、一命をとりとめたエピソードは有名な話です。




そのぐらい、この競技は命の境目に近寄るスポーツです。



余談ですが、赤井さんとは当flowersalonosamuの店の前で、一度ごあいさつさせていただいたことがあります。テレビのロケ最中だったのですが、(ごきげんブラかな?)すごくニコニコなされてて、顔がシュッとしてて、体のラインも細身でした。一言で言うと、男前でした。
テレビ画面の中にいる彼のイメージは、ごっつくて、いかつくて、大阪人丸出しみたいな感じだったので、ちょっと拍子ぬけした感覚になったのが、印象に残ってます。





はてさて、本日も長い記事におつきあいしていただき、本当にありがとうございます。お疲れのないよう、とびとびでもいいので、たまにこのプログサイトに来ていただければ、とってもうれしいです。


失礼いたします。























by flowersalonosamu | 2014-10-06 20:22 | お客様 | Comments(0)