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知らないひとが多い花言葉。こだわらずに贈った方が ◎

知らないひとが多い花言葉。こだわらずに贈った方が ◎_b0344880_16513782.jpg



こんにちは。flowersalonosamu の藤井です。



本日も花言葉をたよりに、花材指定でご来店された方がきました。

残念ながら、その花は春先にしか出荷しておらず、そのことを伝えると納得していただき、おなじ色合いの花を中心とした。フラワーギフトをえらんでいただけました。

フラワーギフトを選ぶ方に、ちょっとだけ聞いていただきたいと思うのですが、花言葉から選んで来店される方のその花がある場合の確率は、花屋歴25年経験の僕が言うと、10パーセントぐらいだとおもいます。

そしてない場合の数々の理由と場面を、下記に箇条書きにまとめさせていただきます。





・ 花言葉は色によっても変わってくるので、その色の花がお客様が必要とされる、その日その時間に来店いただいても、ない時はすぐには用意できない。

・ その花が切り花用として出荷してないので手配できない。花言葉で指定すると、ちいさい苗ポットしかないことがある。

・ 花言葉指定の花は店頭にあるが、つぼみの固い状態なので、フラワーギフトとして使用できない。ディスプレイ用ならOK。

・ せっかく指定なされた花言葉であったのに、悪い意味も含んでいると、実際のはなし、やめられる方も多い。

・ 「花言葉の本」自体がいろいろ出版されてて、違う表現とか違う意味などで読者がとまどう。花屋もとまどう。(僕はこれで読むのをやめた)

・ 小ロットでの仕入れ注文ができない。5、6本などでは仕入れ先に断られる。なので、お客様に断ることになる。

・ ロット仕入れだと普通は50本から100本となる。さらに注文発注となるので仕入れ単価が上がる。そしてお客様に負担がかかる。

・ 指定された花が仏事用に使用していることが多いばあい、もらった方が花にくわしいかたなら、不快な思いをしてしまう場合もある。


・最後にこのタイトルにもなっているのですが、もらった方はその花の花言葉を知らない事が多い。せっかく選んだのに。という感じです。

 


いかがでしょうか?。




そして、お客様の負担をすこしでもやわらげるためにも、直接店頭に行くよりも、先に電話で聞いた方がよいとおもいます。

僕が感じることは、ネットでバンバン宣伝している花屋さんよりも、むかしからやっている花屋さんのほうが、いろんな花をそろえていることが多いというのも事実です。
華道のおけいこ花や、生け込みディスプレイなどで、その道の先生方や、老舗店舗さんなどは、花に対してこだわる方もおおいのが特徴です。なので、そのお客さんを抱えてる花屋さんも無理して品揃えをしていることもしょっちゅうです。
その理由から昔ながらの花屋さん。ということです。




いろんな意味で、それでもその花が必要だという方は、先ほども言いましたが、電話からお調べしたほうがいいかとおもいます。

それでは失礼させていただきます。



いつもながい記事をお読みいただき、ありがとうございます。









by flowersalonosamu | 2014-09-14 17:46 | flowersalonosamu | Comments(0)